矯正治療ってなぜ必要?
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 川上です。
矯正治療は、整った歯並びや噛み合わせにすることにより、お口本来の機能を発揮することが可能で、全身の健康にも繋がります。
美容面や審美的な改善に限らず、咀嚼・嚥下機能の向上や健康面の増進を目的としています。
年齢や症状により治療の目的は異なってきます。
特に発育途上のあるお子さんでは、歯の生え変わりや顎の骨の発達など、個人差があります。
それぞれの状況に合わせて顎の成長を整える装置の使用や、お口周囲の筋肉トレーニングなど、適切な治療介入をすることにより、正常な発育に誘導することができます。
「よく噛めない」と感じる原因には歯並びが関係していることも少なくありません。
年齢を重ねることによる認知機能低下などと同様、噛む力や飲み込む力、お口周囲の筋肉の運動性は年とともに衰えていきます。
お口から始まる機能の低下が全身的なフレイル(心身の虚弱)の先駆けとなることは、近年盛んに言われるようになりました。
こうしたリスクを予防・回避するためにも、歯並びをあらかじめ望ましい形に整えておくことが重要となります。
年齢に関わらず矯正治療に取り組むことは大きな意義があります。
治療方法は、ワイヤー矯正やマウスピース矯正等種類がありますので、歯並びについて気になる方はお気軽にご相談ください!


福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 川上
歯にひびが入っている!?
福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 塩飽
皆さん歯にヒビが入っていると言われたり、歯にヒビがを見つけたことはありませんか?
歳を重ねると、歯も肌と同じで、水分が減り、歯に粘り気が欠けてくる結果、食事中・就寝中の歯軋り・くいしばり等により、ある日突然に、歯がかけたり、ひび割れを起こすことがあります。
その結果、突然に歯が痛み出したり、歯が冷たいものにしみるようになります。治療法としては、以下の事が挙げられます。

1、マウスピース(ナイトガード)の作成
→就寝中に歯軋り、または日中の食いしばりが強い方に対して、歯のひび割れや歯牙破折の予防対策におすすめします。しかし、歯ぎしり・食いしばりの力が強い方は、装置が壊れやすく、また装着時の違和感に慣れる時間がかかるという欠点があります。
2、薬の塗布
→軽度のひび割れには効果が期待できます。しかし、一度塗布すると劇的な効果を発揮すると言う薬ではありません。神経保護の観点により、薬の効能としては、弱い薬なので、個人差によりますが何度も塗布する必要があります。また、場合によっては、何度も薬を塗布しても効果がない場合があります。
3、神経処置
薬の効能が効かず、ひび割れが神経まで到達している場合は、神経の処置をすることになります。
4、修復処置
歯が欠けた場合、レジン修復(強化プラスチック)および、補綴処置(金属に被せ)によって処置を行います。
5、抜歯処置
不幸にもひび割れ、歯牙破折が歯の根まで及んでいる場合は、歯を抜く処置になります。
日頃に生活で歯が染みたり、痛みがある場合はひびが入っている可能性もありますで、歯医者さんでしっかり見てもらいましょう!

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 塩飽
