みなさん、こんにちは。福山市 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 佐々木舞華
今回は「プラーク(歯垢)」と、歯磨きの状態を確認する方法についてご紹介します。
プラークとは、歯の表面や歯と歯の間、歯ぐきとの境目などに付着する細菌のかたまりです。見た目では分かりにくいですが、プラーク1gの中には300種類以上、約1,000億個もの細菌が存在するといわれており、むし歯や歯周病の原因になります。

そこで役立つのが「染め出し」です。染め出し液を使用すると、プラークが付着している部分が赤く染まり、磨き残しを目で確認することができます。自分ではきれいに磨けていると思っていても、実際には磨き残しがあることが多く、染め出しを行うことでどこが磨けていないのかを知ることができます。赤く染まった部分を鏡で確認しながら丁寧に磨くことで、より効果的な歯磨きができるようになります。
また、染め出しで確認したプラークの付着状況を記録する方法として「プラークコントロールレコード(PCR)」があります。染め出された部分が全体の10%程度になることが理想とされています。

さらに、プラークの中の細菌はバイオフィルムという膜を作り、歯の表面に付着します。これは通常の歯磨きだけでは取り除きにくいため、歯科医院での専門的なクリーニングも大切です。日頃のセルフケアと定期的な歯科医院でのケアで、お口の健康を守っていきましょう。
福山市 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 佐々木舞華
なぜ歯科の「検査・資料取り」は必要なのか知っていますか?
こんにちは。福山市 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 三宅です。
「痛いところだけ直せば良いのでは?」そう思う方も多いかもしれません。ですが、歯科治療は見えない部分との戦いです。だからこそ、初診での検査や資料取りが重要になります。
【口腔内写真】
歯や歯茎の状態を正確に記録するために必要です。目で見た情報は時間が経つと曖昧になりますが、写真なら・虫歯の大きさ・歯茎の腫れ・歯石の部位などを客観的に保存できます。
【レントゲン】
・目で見えない虫歯を見つける
・歯を支える骨の量を確認する
・根の先の膿やヒビを確認する。
治療方法を正確に決めるために目で見えない部分を診断する必要があります。

【歯周病検査】
将来抜けるリスクを予測するために今の数値を記録することで、進行や改善が分かります。
歯周病があると治療の予後が悪くなり、土台(骨、歯茎)が弱いままだとせっかく虫歯を治しても長持ちしません。
【itero】
歯のどこが強く当たっているかを瞬時に確認でき、不正咬合の診断に活用します。
将来的な歯の破折や摩耗のリスクを診断します。

検査や資料取りは原因から治すために必要です。
例えば、「歯がぐらつく」症状。歯周病なのか食い縛りなのか原因が違えば治療方法も全く変わります。
資料取りは根本的な治療のための設計図です。見えない部分まで丁寧に確認することが大切です。
福山市 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 三宅







