シーラントについて/歯周病は感染症?

こんにちは。福山市 なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター吉岡です

フッ素シーラントとは、奥歯の溝をフッ素を含んだ樹脂で埋めることで、虫歯を予防する方法です。特に、生えたばかりの奥歯は溝が深く、歯ブラシが届きにくいため、虫歯になりやすい状態です。フッ素シーラントはこの溝を物理的に塞ぎ、細菌や食べかすの侵入を防ぐとともに、フッ素の力で歯質を強化し、虫歯の発生を抑制します 出典:日本歯科保存学会。シーラント治療は、乳歯や生えたばかりの永久歯に対して行われることが多く、特に6歳臼歯(6歳ごろに生えてくる最初の永久歯)は、最も虫歯になりやすい歯の一つであるため、シーラントによる予防が推奨されています。フッ素シーラントは、単に溝を埋めるだけでなく、歯の表面にフッ素を供給し続けることで、長期的な虫歯予防効果を発揮します。この予防効果は、特に子供たちの歯の健康を守る上で非常に重要であり、歯科医療の現場で広く活用されています。

シーラントの治療の流れ

1. 歯の清掃: 最初に、歯の表面を専用の器具で丁寧に清掃し、汚れや プラークを取り除きます。この工程は、シーラント材がしっかりと歯に接着するために非常に重要です。
2. 歯の表面処理: 次に、歯の表面を弱酸性の薬剤で処理します。これにより、歯の表面に微細な凹凸を作り、シーラント材との接着力を高めます。この処理は、通常数秒から数十秒程度で完了します。
3. シーラント材の塗布: 処理した歯の表面に、フッ素を含んだシーラント材を丁寧に塗布します。シーラント材は、液状の樹脂で、奥歯の溝にしっかりと入り込むように塗布します。
4. 光照射: シーラント材を塗布した後、特殊な光を照射して、シーラント材を硬化させます。光照射により、シーラント材は数秒で硬化し、歯の溝をしっかりと塞ぎます。
5. 咬み合わせの調整: 最後に、咬み合わせを確認し、必要に応じてシーラント材の高さや形を調整します。これにより、シーラント材が咬み合わせの邪魔にならないようにし、違和感をなくします。

メリット:高い虫歯予防効果: 奥歯の溝を物理的に塞ぎ、フッ素の力で歯質を強化するため、虫歯予防効果が非常に高いです。特に、生えたばかりの奥歯は虫歯になりやすいため、シーラントによる予防は非常に有効です。
痛みが少ない: 治療時に痛みを感じることはほとんどありません。歯を削る必要もないため、お子様でも安心して治療を受けることができます。
短時間で完了: 治療は通常1回の通院で完了し、時間も15分から30分程度と短時間です。
経済的負担が少ない: シーラント治療は、保険適用となる場合が多く、経済的な負担が少ないです。

デメリット:シーラントの脱離: シーラント材は、咬み合わせや歯ぎしりなどにより、欠けたり、剥がれたりすることがあります。脱離した場合は、再塗布が必要になります。
二次的な虫歯のリスク: シーラント材の下に虫歯ができてしまうことがあります。定期的な歯科検診で、シーラントの状態を確認し、早期に発見することが重要です。
すべての虫歯を予防できるわけではない: シーラントは、奥歯の溝の虫歯予防には効果的ですが、歯と歯の間など、他の部位の虫歯を予防することはできません。シーラント治療と並行して、適切な歯磨きや食生活の改善を行うことが重要です。

フッ素シーラントは、お子様の虫歯予防に非常に有効な方法です。特に、生えたばかりの奥歯は虫歯になりやすいため、シーラントによる予防は非常に重要です。シーラント治療は、痛みもなく、短時間で完了し、経済的な負担も少ないため、お子様の歯の健康を守るために、ぜひ検討してみてください。ただし、シーラント治療を受けたからといって、歯磨きを怠ることはできません。適切な歯磨きや食生活の改善と並行して、シーラント治療を行うことで、より高い虫歯予防効果が期待できます。定期的な歯科検診を受け、歯科医師と相談しながら、お子様の歯の健康を守っていきましょう。

福山市 なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター吉岡

歯周病は感染症?

こんにちは。福山市 なかむら歯科クリニック 受付の兼藤です。

皆さんは歯周病という言葉は聞いた事がありますか?

耳にしたことはあってもどのような病気か詳しく知っている方は少ないかと思います。

歯周病とは、歯を支える歯ぐきや骨が細菌によって壊されていく病気です。

初期の段階ではほとんど痛みがないため、気づかないうちに進行してしまうことが多く、「沈黙の病気」とも呼ばれます。

主な症状

  • 歯ぐきから血が出る
  • 歯ぐきが赤く腫れる
  • 口臭が気になる
  • 歯ぐきが下がって歯が長く見える
  • 歯がグラグラする
  • 硬いものが噛みにくくなる などです。

歯周病の原因は歯に付着した歯垢(プラーク)の中にいる細菌です。

この細菌が歯茎に炎症を起こし放置すると歯を支える骨まで溶かしてしまいます。

また、歯周病は細菌による感染症で、人から人へうつる病気です。

特に日常生活を共にする親子または夫婦間、ペットまで、家族から感染するケースがほとんどです。

そして、歯周病は、お口だけの病気ではありません。

歯周病菌や炎症によって作られる物質は、歯ぐきの血管から全身へ入り込むことがあります。そのため、糖尿病・心臓病・脳卒中・誤嚥性肺炎などの病気と深く関わることがわかっています。また、糖尿病は歯周病を悪化させやすく、歯周病も血糖値のコントロールを難しくするなど、お互いに影響し合う関係があります。

毎日の丁寧な歯磨きと定期的な歯科検診は、お口の健康だけでなく、全身の健康を守るためにも大切です。「歯ぐきの健康」は「体の健康」の第一歩です。

福山市 なかむら歯科クリニック 受付 兼藤

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