顎関節症 治る? 症状別治療法と自分でできる簡単ケア/ナイトガードのお手入れ方法

広島県福山市にあるなかむら歯科クリニック 歯科衛生士 塩飽です。今回は、顎関節症に悩む多くの方に向けて、その症状、治療法、そしてご自身でできるケアについて詳しく解説していきます。「顎関節症って治るの?」「どんな治療法があるの?」「自分でできることは?」といった疑問をお持ちの方は、ぜひこの記事を参考にしてください。顎関節症は放置すると、日常生活に大きな支障をきたす可能性があります。正しい知識を持って、早期の対処を心がけましょう。

目次

  1. 顎関節症とは?
  2. 顎関節症の症状
  3. 顎関節症の原因
  4. 顎関節症の治療法
  5. 顎関節症の自己ケア
  6. 顎関節症のQ&A
  7. まとめ

1. 顎関節症とは?

顎関節症とは、顎関節やその周辺の筋肉に痛みや機能障害が生じる病気の総称です 出典:日本顎関節学会。顎関節は、頭の骨(側頭骨)と下顎の骨(下顎骨)をつなぐ関節で、口を開けたり閉じたり、食べ物を噛んだりする際に重要な役割を果たしています。この顎関節や、顎を動かす筋肉(咀嚼筋)に何らかの問題が生じると、顎関節症の症状が現れます。顎関節症は、比較的多くの人が経験する疾患であり、日本人の2人に1人は生涯に一度は顎関節症の症状を経験するとも言われています。しかし、症状が軽い場合は、自然に治ることもあります。問題となるのは、症状が慢性化したり、日常生活に支障をきたす場合です。

顎関節症は、単一の原因で発症するわけではなく、様々な要因が複合的に関与していると考えられています。そのため、治療法も多岐にわたり、症状や原因に合わせて適切な治療を選択する必要があります。

2. 顎関節症の症状

顎関節症の主な症状としては、以下のものが挙げられます。

顎の痛み:顎関節やその周辺の筋肉に痛みが生じます。痛みは、物を噛むときや口を開閉するときに強くなることが多いです。
口が開けにくい:口を大きく開けようとすると、顎関節に引っかかりを感じたり、痛みが生じたりして、十分に口を開けることができません。
顎関節の音:口を開けたり閉じたりする際に、顎関節からカクカク、ジャリジャリといった音がすることがあります。
噛み合わせの違和感:噛み合わせが変わったように感じたり、特定の場所で噛むと違和感があったりします。
その他の症状:頭痛、肩こり、首の痛み、耳鳴り、めまいなどを伴うこともあります。

これらの症状は、単独で現れることもあれば、複数同時に現れることもあります。症状の程度も、軽いものから日常生活に支障をきたすものまで様々です。顎関節症の症状は、放置すると悪化する可能性もあるため、気になる症状がある場合は、早めに歯科を受診することをおすすめします。

3. 顎関節症の原因

顎関節症の原因は、一つに特定することが難しいのが現状です。多くの場合は、以下のような複数の要因が重なって発症すると考えられています。

歯ぎしりや食いしばり:睡眠中や日中の無意識下で歯ぎしりや食いしばりをしていると、顎関節や咀嚼筋に過剰な負担がかかり、顎関節症の原因となります。
不良な姿勢:猫背などの不良な姿勢は、首や肩の筋肉を緊張させ、顎関節にも悪影響を及ぼします。
ストレス:精神的なストレスは、筋肉の緊張を高め、顎関節症の症状を悪化させることがあります。
外傷:顎関節に直接的な外傷を受けた場合、顎関節症を発症するリスクが高まります。
噛み合わせの悪さ:生まれつきの骨格や、歯科治療によって噛み合わせが悪くなった場合、顎関節に負担がかかり、顎関節症の原因となることがあります。
生活習慣:頬杖をつく、うつ伏せで寝る、片側だけで噛むなどの生活習慣も、顎関節に負担をかける原因となります。

これらの原因は、それぞれが単独で顎関節症を引き起こすだけでなく、互いに影響し合って症状を悪化させることもあります。

4. 顎関節症の治療法

顎関節症の治療法は、症状や原因に合わせて様々な方法があります。主な治療法としては、以下のものが挙げられます。

4.1. 保存療法

保存療法とは、手術を行わずに症状の改善を目指す治療法のことで、顎関節症の治療の基本となります。

薬物療法:
消炎鎮痛剤:痛みを和らげるために、ロキソニンなどの消炎鎮痛剤を使用します。
筋弛緩薬:筋肉の緊張を和らげるために、ミオナールなどの筋弛緩薬を使用します。
抗不安薬:精神的なストレスが原因となっている場合は、抗不安薬を使用することがあります。
効果:痛みや筋肉の緊張を緩和する。
期間:症状に合わせて数日から数週間程度服用します。
メリット:比較的即効性があり、手軽に始められる。
デメリット:根本的な原因の解決にはならない、副作用の可能性がある。
スプリント療法(マウスピース):
就寝時にマウスピースを装着することで、歯ぎしりや食いしばりによる顎関節への負担を軽減します。
効果:顎関節への負担を軽減し、症状の緩和や悪化の防止に繋がる。
期間:数ヶ月から数年単位で継続して使用します。
メリット:非侵襲的で、比較的安全性が高い。
デメリット:マウスピースの調整が必要、装着に慣れるまで違和感がある場合がある。
理学療法:
温熱療法:患部を温めることで、血行を促進し、筋肉の緊張を和らげます。
マッサージ:顎関節や咀嚼筋をマッサージすることで、筋肉の緊張を和らげ、痛みを軽減します。
運動療法:顎関節の可動域を広げるための運動を行います。
効果:筋肉の緊張緩和、血行促進、可動域の改善。
期間:症状に合わせて数週間から数ヶ月程度継続します。
メリット:副作用が少ない、自宅でも行える。
デメリット:効果が出るまでに時間がかかる場合がある。
認知行動療法:
ストレスの原因を特定し、ストレスへの対処法を身につけることで、顎関節症の症状を改善します。
効果:ストレス軽減、行動変容。
期間:数ヶ月程度のカウンセリングを行います。
メリット:根本的な原因の解決に繋がる可能性がある。
デメリット:効果が出るまでに時間がかかる、専門的な知識を持つカウンセラーが必要。

4.2. 外科療法

保存療法で十分な効果が得られない場合や、顎関節の構造的な問題が原因となっている場合は、外科療法が検討されることがあります。

関節鏡手術:
顎関節の中に内視鏡を挿入し、関節の状態を確認しながら、炎症の原因となっている組織を除去したり、関節の動きを妨げているものを除去したりします。
効果:関節内部の清掃、可動域の改善。
期間:手術時間は1~2時間程度、入院期間は数日程度です。
メリット:低侵襲で、比較的早期に社会復帰が可能。
デメリット:手術のリスクがある、効果に個人差がある。
開関節手術:
顎関節を直接切開し、関節の構造的な問題を修復します。
効果:関節構造の修復、可動域の改善。
期間:手術時間は2~3時間程度、入院期間は1週間程度です。
メリット:関節の構造的な問題を根本的に解決できる可能性がある。
デメリット:手術のリスクが高い、術後のリハビリが必要。

4.3. その他の治療法

ボツリヌス療法:
咀嚼筋にボツリヌス毒素を注射することで、筋肉の緊張を和らげ、痛みを軽減します。
効果:筋肉の緊張緩和、痛みの軽減。
期間:効果は3~6ヶ月程度持続します。
メリット:比較的即効性がある。
デメリット:効果が一時的、繰り返し注射が必要。
レーザー治療:
顎関節や咀嚼筋にレーザーを照射することで、血行を促進し、炎症を抑え、痛みを軽減します。
効果:血行促進、炎症抑制、痛みの軽減。
期間:症状に合わせて数回照射します。
メリット:非侵襲的で、副作用が少ない。
デメリット:効果に個人差がある、複数回の照射が必要。

顎関節症の治療は、患者さんの症状や原因に合わせて、これらの治療法を単独で、または組み合わせて行います。どの治療法が最適かは、歯科医師とよく相談して決定することが重要です。

5. 顎関節症の自己ケア

歯科医院での治療に加えて、ご自身でできるケアも顎関節症の改善に役立ちます。

生活習慣の改善:
正しい姿勢を保つ:猫背にならないように、背筋を伸ばして座るように心がけましょう。
ストレスを溜めない:適度な運動や趣味などでストレスを解消しましょう。
頬杖をつかない:頬杖をつく癖がある場合は、意識してやめるようにしましょう。
片側だけで噛まない:バランス良く両側の歯で噛むようにしましょう。
うつ伏せで寝ない:できるだけ仰向けで寝るようにしましょう。
顎関節ストレッチ:
口をゆっくりと大きく開け閉めする。
顎を左右にゆっくりと動かす。
顎を前後にゆっくりと突き出す。
これらのストレッチを、痛みを感じない範囲で、1日に数回行いましょう。
温罨法:
蒸しタオルなどで顎関節を温めることで、血行を促進し、筋肉の緊張を和らげます。
食事の工夫:
硬い食べ物や噛みごたえのある食べ物は、顎関節に負担をかけるため、できるだけ避けましょう。
柔らかく、食べやすいものを中心に摂取するようにしましょう。

これらの自己ケアは、顎関節症の症状を緩和するだけでなく、予防にも効果的です。日々の生活の中で、意識して取り組むようにしましょう。

6. 顎関節症のQ&A

Q1. 顎関節症は自然に治りますか?

A. 軽度の顎関節症であれば、自然に治ることもあります。しかし、症状が慢性化したり、日常生活に支障をきたす場合は、歯科を受診して適切な治療を受けることをおすすめします。

Q2. 顎関節症は何科を受診すれば良いですか?

A. 歯科、または歯科口腔外科を受診してください。顎関節症に詳しい歯科医師に相談することをおすすめします。

Q3. 顎関節症のマウスピースは保険適用されますか?

A. 顎関節症の治療用として製作されたマウスピースは、保険適用される場合があります。詳しくは、歯科医師にご確認ください。

Q4. 顎関節症の治療期間はどれくらいですか?

A. 治療期間は、症状や原因によって異なります。数週間で改善する場合もあれば、数ヶ月、数年単位で治療が必要となる場合もあります。

Q5. 顎関節症を放置するとどうなりますか?

A. 顎関節症を放置すると、症状が悪化し、口が開けにくくなったり、顎の痛みが慢性化したりする可能性があります。また、頭痛や肩こり、首の痛みなどを引き起こすこともあります。

7. まとめ

顎関節症は、顎関節やその周辺の筋肉に痛みや機能障害が生じる病気です。原因は様々ですが、歯ぎしりや食いしばり、不良な姿勢、ストレスなどが考えられます。治療法は、薬物療法、スプリント療法、理学療法、認知行動療法などがあり、症状や原因に合わせて適切な治療を選択する必要があります。また、ご自身でできるケアも顎関節症の改善に役立ちます。顎関節症の症状でお悩みの方は、早めに歯科を受診し、適切な治療を受けるようにしましょう。

福山市 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 塩飽

ナイトガードのお手入れ方法

福山市 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士の富田です。

今回はナイトガードのお手入れ方法を紹介します。

■ ナイトガードのお手入れ方法

【毎日やること(基本)】

① 外したらすぐ水で洗う
→ 唾液が乾くと汚れ・ニオイの原因になります

② やわらかい歯ブラシで軽くこする
→ 歯磨き粉は使わない(研磨剤で傷がつく)

③ しっかり乾燥させる
→ 風通しの良いケースに保管

【週1〜2回のケア(しっかり洗浄)】

・専用洗浄剤を使う(入れ歯用でOK)
例:ポリデント

→ 水に溶かして一定時間つけるだけ
→ ニオイ・細菌対策に効果的

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■ やってはいけないNG行動

これは結構大事です👇

・熱湯で洗う → 変形する
・歯磨き粉でゴシゴシ → 傷がついて菌が増える
・濡れたまま密閉 → カビ・臭いの原因
・ティッシュに包む → 捨てやすい&乾燥しすぎ

■ 使用前のポイント

・装着前に歯磨きをする
→ 汚れを閉じ込めないため

・毎日使う(サボると効果が下がる)

■ 寿命の目安

・約6ヶ月〜2年(個人差あり)
※以下があれば交換サイン
・穴があいてきた
・ヒビ・変形
・ゆるくなった

■ よくあるトラブルと対処

●ニオイが気になる
→ 洗浄剤+しっかり乾燥

●着けると痛い
→ 噛み合わせが変わっている可能性 → 歯科で調整

●外れやすい/きつい
→ 変形の可能性 → 再作製検討

■ ちょっとしたコツ

・ケースも定期的に洗う(意外と菌が多い)
・旅行時も必ずケースに入れる
・ペットのいる家庭は注意(噛まれやすいです)

気になる事があれば、お気軽にお声掛け下さい。

福山市 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 富田

歯がしみる?原因から自分でできるケアまで徹底解説/マウスピースについて


広島県福山市 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 塩飽

今回は、多くの方が経験する「歯がしみる」という症状について、その原因からご自身でできるケア方法までを詳しく解説していきます。歯がしみる原因は様々ですが、適切な対処を行うことで症状の緩和や改善が期待できます。この記事では、歯がしみるメカニズム、考えられる疾患、具体的な対策、歯科医院での治療法などを網羅的にご紹介します。ぜひ、この記事を参考にして、快適な口腔環境を取り戻してください。

目次

  1. 歯がしみる原因とは?
  2. 自分でできる歯がしみる時のケア
  3. 歯科医院で行う歯がしみる時の治療法
  4. 歯がしみるのを防ぐための予防策
  5. 歯がしみるに関するQ&A
  6. まとめ

1. 歯がしみる原因とは?

歯がしみる、いわゆる「知覚過敏」は、冷たいものや熱いもの、甘いものなどが触れた際に、歯に一過性の鋭い痛みが生じる状態を指します。この症状は、歯の表面を覆うエナメル質が何らかの原因で薄くなり、内部の象牙質が露出することで起こります。象牙質には、神経につながる微細な管が無数に通っており、外部からの刺激が直接神経に伝わりやすくなるため、痛みを感じやすくなるのです。

1.1 知覚過敏の主な原因

知覚過敏を引き起こす原因は様々ですが、主なものとして以下の要因が挙げられます。

歯周病:歯周病が進行すると、歯茎が下がり、歯の根元部分が露出します。歯の根元はエナメル質に覆われていないため、象牙質が直接刺激を受けやすくなります。
歯ぎしり・食いしばり:歯ぎしりや食いしばりは、歯に過剰な負担をかけ、エナメル質を摩耗させます。また、歯と歯茎の境目に微細なひび割れを生じさせ、知覚過敏の原因となることがあります。
誤ったブラッシング:硬すぎる歯ブラシで強く磨いたり、研磨剤が多く含まれた歯磨き粉を使用したりすると、エナメル質が削れてしまうことがあります。特に、歯と歯茎の境目はエナメル質が薄いため、注意が必要です。
酸蝕歯:酸性の飲食物(炭酸飲料、柑橘類、お酢など)を頻繁に摂取すると、エナメル質が溶け出すことがあります。これを酸蝕歯といい、知覚過敏の原因となります。
加齢:年齢を重ねると、歯茎が下がり、歯の根元が露出することがあります。また、長年の使用により、エナメル質が徐々に薄くなることも知覚過敏の原因となります。
ホワイトニング:ホワイトニング剤に含まれる成分が、一時的に歯の神経を刺激し、知覚過敏を引き起こすことがあります。
虫歯:虫歯が進行し、エナメル質を破壊して象牙質に達すると、冷たいものなどが触れた際に痛みを感じることがあります。

1.2 知覚過敏と間違えやすい疾患

歯がしみる症状は、知覚過敏以外にも、虫歯、歯髄炎、歯根破折などの疾患によって引き起こされることがあります。これらの疾患は、放置すると症状が悪化する可能性があるため、自己判断せずに歯科医院を受診し、適切な診断を受けることが重要です。

虫歯:虫歯は、初期段階では自覚症状がないことが多いですが、進行すると冷たいものや甘いものが触れた際に痛みを感じるようになります。
歯髄炎:歯髄炎は、虫歯が進行して歯髄(神経)に炎症が及んだ状態です。激しい痛みを伴うことが多く、夜間に痛みが強くなる傾向があります。
歯根破折:歯根破折は、歯の根が割れた状態です。噛むと痛みを感じたり、歯茎が腫れたりすることがあります。

2. 自分でできる歯がしみる時のケア

歯がしみる症状を緩和するために、ご自身でできるケア方法をいくつかご紹介します。これらのケアは、あくまで一時的な対処法であり、症状が改善しない場合は、歯科医院を受診して適切な治療を受けるようにしましょう。

2.1 知覚過敏用の歯磨き粉を使用する

知覚過敏用の歯磨き粉には、硝酸カリウムや塩化ストロンチウムなどの成分が含まれており、これらの成分が象牙細管を封鎖し、神経への刺激をブロックする効果があります。歯磨き粉を選ぶ際は、これらの成分が含まれていることを確認しましょう。

また、歯磨きをする際は、力を入れすぎず、優しく丁寧に磨くことが大切です。硬い歯ブラシの使用は避け、毛先が柔らかい歯ブラシを使用しましょう。歯磨きの時間は、1回あたり2~3分程度が目安です。

2.2 フッ素入りの歯磨き粉や洗口液を使用する

フッ素には、エナメル質を強化し、酸から歯を守る効果があります。フッ素入りの歯磨き粉や洗口液を使用することで、エナメル質の修復を促進し、知覚過敏の症状を緩和することができます。

歯磨き粉を選ぶ際は、フッ素濃度が1450ppm(日本で販売されている歯磨き粉の上限値)のものを選ぶと、より効果的です。洗口液を使用する場合は、使用方法を守り、歯磨き後に行うようにしましょう。

2.3 食生活を見直す

酸性の飲食物を頻繁に摂取すると、エナメル質が溶け出す酸蝕歯になりやすくなります。炭酸飲料、柑橘類、お酢などを控えるようにしましょう。また、食事をする際は、だらだらと時間をかけずに、時間を決めて食べるようにしましょう。食後すぐに歯を磨くと、エナメル質が柔らかくなっているため、30分程度時間を置いてから磨くようにしましょう。

2.4 歯ぎしり・食いしばりの癖を改善する

歯ぎしりや食いしばりは、歯に過剰な負担をかけ、エナメル質を摩耗させます。日中に歯ぎしりや食いしばりをしていることに気づいたら、意識的にやめるようにしましょう。就寝中の歯ぎしりが気になる場合は、歯科医院でマウスピースを作製してもらうことをおすすめします。

マウスピースは、就寝中に装着することで、歯ぎしりや食いしばりによる歯への負担を軽減することができます。マウスピースには、ソフトタイプとハードタイプがあり、症状に合わせて適切なタイプを選択します。

2.5 知覚過敏抑制効果のある食品を摂取する

乳製品に含まれるカルシウムや、緑茶に含まれるフッ素には、歯を強くする効果があります。これらの食品を積極的に摂取することで、知覚過敏の症状を緩和することができます。

ただし、緑茶にはタンニンが含まれており、歯に着色する可能性があるため、摂取量には注意が必要です。

3. 歯科医院で行う歯がしみる時の治療法

ご自身でのケアで症状が改善しない場合は、歯科医院を受診して適切な治療を受けることをおすすめします。歯科医院では、知覚過敏の原因や症状に合わせて、様々な治療法を提供しています。

3.1 薬物療法

露出した象牙質に、薬を塗布して象牙細管を封鎖し、神経への刺激をブロックする方法です。フッ化ナトリウムや硝酸カリウムなどが用いられます。

3.1.1 薬剤塗布のメリット・デメリット

メリット:比較的安価で、短時間で治療が完了する。
デメリット:効果が一時的であり、症状が再発する可能性がある。

3.1.2 治療期間

1回の治療で効果を感じることもありますが、症状によっては数回の通院が必要となる場合があります。

3.2 コーティング

露出した象牙質を、歯科用プラスチック(レジン)でコーティングする方法です。象牙質を物理的に保護することで、刺激が神経に伝わるのを防ぎます。

3.2.1 コーティングのメリット・デメリット

メリット:薬剤塗布よりも効果が持続する。
デメリット:コーティングが剥がれることがある。

3.2.2 治療期間

1回の治療で完了することがほとんどです。

3.3 レーザー治療

レーザーを照射することで、象牙細管を封鎖し、神経の興奮を抑制する方法です。

3.3.1 レーザー治療のメリット・デメリット

メリット:痛みが少なく、麻酔が不要な場合が多い。
デメリット:費用が高額になることがある。

3.3.2 治療期間

1回の治療で効果を感じることもありますが、症状によっては数回の通院が必要となる場合があります。

3.4 歯周病治療

歯周病が原因で歯茎が下がり、知覚過敏が起きている場合は、歯周病治療を行います。歯周病治療には、歯石除去、歯周ポケット掻爬術、フラップ手術などがあります。

3.4.1 歯周病治療のメリット・デメリット

メリット:歯周病の進行を抑制し、歯の寿命を延ばすことができる。
デメリット:治療期間が長く、費用も高額になることがある。

3.4.2 治療期間

歯周病の進行度合いによって異なりますが、数ヶ月から数年かかることがあります。

3.5 根管治療

知覚過敏の症状が重度で、他の治療法では改善が見られない場合は、根管治療を行うことがあります。根管治療は、歯髄(神経)を除去し、根管内を清掃・消毒した後、薬剤を充填する方法です。

3.5.1 根管治療のメリット・デメリット

メリット:痛みを根本的に取り除くことができる。
デメリット:歯の寿命が短くなる可能性がある。

3.5.2 治療期間

数回の通院が必要となる場合があります。

3.6 詰め物・被せ物

虫歯や外傷などで歯が欠けたり、ひびが入ったりしている場合は、詰め物や被せ物で歯を修復することで、知覚過敏の症状を改善することができます。

3.6.1 詰め物・被せ物のメリット・デメリット

メリット:歯の形態や機能を回復させることができる。
デメリット:詰め物や被せ物が外れることがある。

3.6.2 治療期間

1~2回の通院で完了することがほとんどです。

4. 歯がしみるのを防ぐための予防策

日頃から予防を心がけることで、歯がしみるのを防ぐことができます。

正しいブラッシング:力を入れすぎず、優しく丁寧に磨くことが大切です。硬い歯ブラシの使用は避け、毛先が柔らかい歯ブラシを使用しましょう。
フッ素入りの歯磨き粉を使用する:フッ素には、エナメル質を強化し、酸から歯を守る効果があります。
食生活を見直す:酸性の飲食物を控えるようにしましょう。
歯ぎしり・食いしばりの癖を改善する:日中に歯ぎしりや食いしばりをしていることに気づいたら、意識的にやめるようにしましょう。就寝中の歯ぎしりが気になる場合は、歯科医院でマウスピースを作製してもらうことをおすすめします。
定期的な歯科検診:定期的に歯科検診を受け、早期発見・早期治療を心がけましょう。

5. 歯がしみるに関するQ&A

Q1. 知覚過敏は自然に治りますか?

A. 知覚過敏は、自然に治ることはありません。適切なケアや治療を行わないと、症状が悪化する可能性があります。

Q2. 知覚過敏用の歯磨き粉は、どのくらいで効果が出ますか?

A. 知覚過敏用の歯磨き粉は、継続して使用することで徐々に効果が現れます。通常、2週間程度で効果を感じ始める方が多いようです。

Q3. 歯医者さんでの治療は痛いですか?

A. 治療内容によって異なりますが、麻酔を使用することで痛みを軽減することができます。

Q4. 知覚過敏は、妊娠中に悪化しやすいですか?

A. 妊娠中は、ホルモンバランスの変化により、歯茎が炎症を起こしやすくなるため、知覚過敏が悪化することがあります。

Q5. 歯がしみる場合、冷たいもの以外にも熱いものや甘いものでも痛みを感じますか?

A. はい、知覚過敏の場合、冷たいものだけでなく、熱いものや甘いもの、酸っぱいものなど、様々な刺激で痛みを感じることがあります。

6. まとめ

今回は、歯がしみる原因から、ご自身でできるケア、歯科医院での治療法、予防策までを詳しく解説しました。歯がしみる症状は、多くの方が経験する身近な症状ですが、放置すると日常生活に支障をきたすことがあります。

この記事を参考にして、適切なケアを行い、快適な口腔環境を取り戻してください。もし、症状が改善しない場合は、自己判断せずに歯科医院を受診し、適切な診断と治療を受けるようにしましょう。

出典:厚生労働省
出典:日本歯科医師会

マウスピースについて

こんにちは。福山市 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士の富田です。

みなさんは、マウスピースを使った事がありますか?

今回は、マウスピースのお手入れ方法についてご紹介していきます。

マウスピースを清潔に保つために、食事や飲み物を飲む時にはマウスピースを外しましょう。装着したまま飲食をすると、マウスピースに汚れが溜まり、虫歯や歯周病のもとになったり、マウスピースが破損したりします。水を飲むだけならマウスピースを装着していても構いませんが、砂糖の入っているジュースなどは、虫歯のリスクが高くなります。食事の後は、歯磨きをしてからマウスピースを装着すると、より清潔です。

汚れが気になる方は、歯を磨く歯ブラシとは別の歯ブラシを用意していただき、マウスピース専用の洗浄剤、もしくは中性洗剤•水洗いで汚れを取り除いてください。

お湯での洗浄は控えてください。変形の原因になります。使用後は必ず洗いましょう。 

マウスピースを外したら、専用のケースにしまいましょう。ケースにしまうことで、ホコリがついたり、破損したりといったリスクが防げます。ケースにしまう前には、水分をきちんと拭き取ることを忘れずに。水分がついたままケースで密閉すると、カビが生える可能性があります。雑菌がついたままのマウスピースを口に入れるのは気持ちが悪いですよね。

【注意事項】

•噛んで装着はしないでください。変形の原因になります。

•マウスピースは消耗品ですので、定期的な作成が必要になります。また、くいしばりの力が強い方は破損を招きやすいです。

•保険治療では、3,000〜3,500円の費用に対して、6カ月間内での再作成は、国では認められていません。(保険外治療の場合は約10,500円で随時再作成可能です)

•破損した場合の修正•修理は、基本的にはできませんのでご了承ください。

•マウスピースを装着した状態での、飲食•会話はお控えください。 

気になることがあれば、お気軽にお声がけください。

福山市 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 富田

顎関節症って何?/

こんにちは。福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士の富田です。

皆さんは、今まで下記のような症状が出たことはありませんか?

・顎が痛い

・口を大きく開けられない

・顎が疲れる

・口を開けると音がする

これらの症状がいくつかあると顎関節症の可能性があります。

【なぜ、そのような事が起きるのか?】

原因としては、下記のようなことがあります。

・歯ぎしり

・食いしばり

・咬合異常

・強打などの外傷

これ以外にも、さまざまなことによって顎関節部に過剰な力が加わることが原因になります。

【セルフケアが大切!】

症状改善の第一歩は患者さん自身のセルフケアです。顎関節症の多くは、その病気の性質として安静にしていれば治っていく病気です。例えば、捻挫の痛みが安静にしていれば改善するのと同じです。したがって、顎関節や周囲の筋に痛みがある時には、まずセルフケアから治療を始めます。

・顎の安静を保ちましょう

・大きな開口は避けましょう

・温湿布をしましょう

・筋肉へのマッサージをしましょう

・よい姿勢を保ちましょう

・仰向けか横向きで寝ましょう

・開口練習をしましょう

わからないことや、気になる事があればお気軽にお声かけください!

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 富田

フッ素とシーラントについて

こんにちは。福山市 引野町 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター 村上です。

皆様はフッ素とシーラントについてご存知ですか?

まず、フッ素は科学的に歯を強くします。

①虫歯菌から出る酸で歯が溶かされる

→フッ素にはこの酸に溶かされにくくする力があり歯を強くする

なので、虫歯菌から歯を守るシーラントはフッ素入りです。

歯を覆って強くする2つの力で虫歯菌と戦います。

次はシーラントについてです。

シーラントとは、歯を化学的に守る事です。

歯磨きの難しい奥歯の溝や、歯と歯が隣り合っているところを虫歯菌が狙っていきます。

虫歯は痛いだけではなく、次に生えてくる大人の歯も邪魔をして、歯並びを悪くする事があります。

なので、歯が元気なうちに奥歯の溝をしっかり埋めていきましょう。

検診も欠かさずにしていきましょう。

福山市 引野町 なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター 村上

治療後に歯がしみるのはなぜ?/予防治療の重要性って?

こんにちは。福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士の富田です。

突然ですが、みなさん、今まで歯医者さんに行って、冷たいものにしみていなかった歯を「ここに虫歯がありますね。ですから歯を削って治療しますね。」と、説明を受けた後に治療を受け、自宅に帰宅後、飲食すると急に冷たいものにしみて、歯が痛いという経験はありませんか?

これには理由があります。

そもそも虫歯の治療を行う際には、虫歯の部分を全部取り除いて行う事が大前提になります。

虫歯を残して処置することは、錆びついた看板に錆を取り除かずに、ペンキを塗ることと同じで、ペンキの塗り状態が優れない事と同様に、虫歯を全部取り除かないと修復処置はできないのです。

その為に、虫歯の治療時には虫歯を全部取り除きます。深い虫歯がある場合には、虫歯除去中に神経に対して、どうしても刺激が伝わる事となります。これにより、処置前の疼痛の有無に関わらず、神経が生ている歯は、虫歯処置後に冷たいものにしみたり、痛みが出る場合があります。

個人差はありますが、通常はしばらくしたら、冷たいものにしみる事や痛みは軽減していきます。

しかし、軽減することなく、痛みが増してくる場合はやむを得ず、神経処置を行う場合があります。

虫歯が深い場合、神経処置をやむを得ずに最初から行う場合もありますが、できることなら神経処置は極力行わない方が、歯の寿命を考えると良いと言われています。樹木でも根を刈ると水分が失われ、急に寿命が減ることになります。歯も同様で神経処置を行うと、歯の寿命が短くなるという結果を招きます。

この観点から、当院では処置後の疼痛の可能性を患者様に説明し、同意を得た後に、神経がある歯の虫歯処置には、極力神経保存療法を試みています。

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 富田

予防治療の重要性って?

こんにちは 福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 受付の卜部です。

みなさんは予防治療がどのくらい大切なのかご存知ですか?

むし歯や歯周病が進行すると治療にかかる患者様の体力的・経済的な負担が大きくなってしまいます。

しかも、一度削った歯は二度ともとには戻りません。

健康な歯と口腔内環境をできるだけ長く保つために「痛くなってから」ではなく、「痛くなる前に」ご来院ください。

そして当院では3か月に1回の予防治療を行っています。

予防治療は症状の再発防止のための処置と考えております。

なぜ予防治療を3か月に1回行うのかというと、歯科医院での歯の治療やクリーニングを行ってから

プラーク・歯石が蓄積し、虫歯や歯周病のリスクが高まるサイクルが約3か月だからです。

このスパンで予防治療を受けるだけで虫歯や歯周病の発症率・再発率が大幅に減少します。

最後に予防治療はなにをするのかをご紹介します。

①虫歯がないか、かみ合わせに問題がないか診査

②歯周病が再発・進んでいないか歯ぐきの状態を診査

③虫歯や歯周病の原因菌の巣である歯石を丁寧に除去(スケーリング)

④歯の表面の汚れ(バイオフィルム)を専門的な器具で丁寧に除去(PMTC)

⑤歯の表面の汚れを赤く染めだしブラッシング指導

以上のことを行い最後にフッ素を塗ります。

いつまでも健康な歯を持ち続けれるように、状況に応じて3~4か月ごとの予防治療をお勧めしています。

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 受付 卜部

虫歯の治療をしたのにしみるのはなぜ?/フッ素・シーラントって何だろう?

福山市 医療法人 幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 塩飽

こんにちは。突然ですが皆さん、今まで歯医者に行って冷たいものにしみていなかった歯を、「ここに虫歯があるから削って治療しますね」と説明を受けた後に、治療を受け、帰宅後飲食すると、急に冷たいものにしみて、歯が痛いという経験はありませんか?

これには理由があります。

そもそも虫歯の治療を行う際には、虫歯の部分を全部取り除いて行うことが大前提です。

虫歯を残して処置することは、錆びついた看板に錆を取り除かずにペンキを塗ることと同じで、ペンキの塗り状態がすぐれない事と同様に、虫歯を全部取り除かないと修復処置は出来ないのです。

その為に、虫歯の治療時には虫歯を全部取り除きます。

深い虫歯がある場合には、虫歯除去中に神経に対して、どうしても刺激が伝わることとなります。これにより、処置前の疼痛の有無にかかわらず、神経が生きている歯は、虫歯処置後に冷たいものにしみたり、痛みが出る場合があります。

個人差はありますが、通常しばらくしたら、冷たいものにしみることや痛みは軽減していきます。

しかし、軽減することなく、痛みが増してくる場合はやむを得ず、神経処置を行う場合があります。

虫歯が深い場合、神経処置をやむを得ずに最初から行う場合もありますが、出来ることなら神経処置は極力行わない方が、歯の寿命を考えると良いと言われています。

樹木でも根を刈ると水分が失われ、急に寿命が減ることになります。歯も同様で神経処置を行うと、歯の寿命が短くなるという結果を招きます。

これらの観点から、当院では処置後の疼痛の可能性を患者様に説明し同意を得た後に、神経がある歯の虫歯処置には、極力神経保存療法を試みています。

福山市 医療法人 幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 塩飽

フッ素・シーラントって何だろう?

こんにちは。福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニックの歯科衛生士の富田です。

みなさんは、フッ素・シーラントと言った言葉を聞いたことはありますか?

また、それらがどのようなものなのかご存じですか?

今回は、フッ素・シーラントについてご紹介していこうと思います。

まず、フッ素とは歯の質を強くする自然元素のひとつです。

実はとても身近なもので、緑茶・紅茶・ビール・味噌・リンゴ・牛肉などに微妙に含まれており、飲食物以外にも骨や歯などにも含まれています。

フッ素には、歯のエナメル質を強くして、虫歯菌の出す酸に負けない歯を作り、化学的に虫歯になりにくくする働きがあります。実際、フッ素を作用させた歯とフッ素を使用していない歯とでは、数十倍も違うとされています。歯質を強化する効力が高いことから、スウェーデンやアメリカなどの国でも、虫歯予防に利用されています。

次に、シーラントですが、シーラントとは奥歯の溝を虫歯になる前にフッ素を放出するお薬で埋めてしまう方法です。特に溝が深くて複雑な臼歯に効果的で、歯を削らずに治療を行い、物理的に虫歯になりにくくする働きがあります。

ただ、シーラントをして歯の溝を埋めてしまえば虫歯になりにくくはなりますが、正しい歯磨きをしなければ歯と歯の間や、歯と歯茎の間から虫歯になってしまいます。ですから、シーラントをした後も正しい歯磨きをしっかりと行いましょう。また、保護者の方のお手伝いがなければ、子どもは1人で歯をきれいには磨けません。お子さんが自分で歯磨きをした後は、必ず保護者の方が仕上げ磨きをしてあげるようにしましょう。

気になることがあればお気軽にお声掛けください!

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 富田

顎関節症の原因は?/マウスピースのお手入れ方法

福山市 医療法人 幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 塩飽

みなさん日常でこんな症状はありませんか?

⚫︎顎が痛い

→何もしなくても顎や、そのまわりに痛みがある

→口の開け閉めで特に痛みがあり、ちょっと顎を動かしただけでも痛みがある

→硬いものを食べると痛い

⚫︎口を大きく開けられない

→大きなあくびやリンゴの丸かじりができない

→人差し指から薬指までの指3本がはいるところまで口が開かない

⚫︎顎が疲れる

→食べ物を噛んでいると顎がだるくなる

→しゃべっていると顎が疲れる

⚫︎口を開けると音がする

→口を開け閉めすると耳の前で耳障りな音が聞こえる

→カクっという音や、砂利を噛むような音が聞こえる

これらの症状がいくつかあると顎関節症の可能性があります。

顎関節症の原因として以下のものが考えられます。

1、歯ぎしり

歯ぎしりをしていても音がしない事も多いので気がつきませんが、多くの人がしています。

夢を見ている時は、特に歯ぎしりをします。なお、乳歯の時の歯ぎしりは、顎の成長発育に対して、いい刺激になるので心配いりません。

2、くいしばり

食いしばりは、通常の眠りの浅い時にもしています。また、日中に無意識に食いしばりをしていることがあります。そしてストレスも関連していることがあります。

3、咬合異常

歯が欠けたままになっていたり、かぶせたものがうまく噛み合っていなかったり、歯並びの問題から正しい噛み合わせになっていないことが原因となります。

4、打撲などの外傷

スポーツや事故などによって顎を強打したり、異常に硬いものを噛んでしまった時などです。

⭐︎セルフケア

1、顎の安静を保ちましょう

2、大きなあくびはさけましょう

3、温湿布

4、筋肉へのマッサージ

5、良い姿勢を保つ

6、仰向けか横向きで寝る

7、開口練習をする

顎関節症かなと思った人は上記のセルフケアで症状のコントロールをしましょう!

福山市 医療法人 幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 塩飽

マウスピースのお手入れ方法

こんにちは。福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士の富田です。

皆さんは、今までマウスピースを使った事はありますか?

今回は、マウスピースのお手入れ方法についてご紹介していきます。

【洗浄方法】

①マウスピースの表面全体が十分に濡れる程度に、マウスガードスプレーをします

②スプレー後は清潔な布などで拭き取ります

汚れが気になる際は、歯を磨く歯ブラシとは別の歯ブラシを用意していただき、マウスピース専用の洗浄剤もしくは、中性洗剤(食器用洗剤)・水洗いで、汚れを取り除いてください。

お湯での洗浄は控えてください。変形の原因になります。使用後は必ず洗いましょう。

マウスピースを外したら、専用のケースにしまいましょう。ケースにしまう事で、ホコリがついたり、破損したりといったリスクが防げます。ケースにしまう前には、水分をきちんと拭き取る事を忘れずに。水分がついたままケースで密閉すると、カビがはえる可能性があります。雑菌がついたままのマウスピースを口の中に入れるのは気持ち悪いですよね。

マウスピースは口に含むものなので、できるだけ衛生状態に気を配り、清潔なものを装着することが大切です。日々のお手入れを徹底して清潔にしていれば、マウスピースも長く使っていけます。

【注意点】

・噛んで装着はしないでください。変形の原因になります

・マウスピースは消耗品ですので、定期的な作製が必要になります。また、食いしばりの強い方は破損を招きやすいです

・保険治療では3,000〜3,500円の費用に対して、6ヶ月間内での再作製は、国では認められていません。(保険外治療の場合は約10,500円で随時再作製可能です)

・破損した場合の修正・修理は、基本的にはできませんのでご了承ください。

・マウスピースを装着した状態での、飲食・会話はお控えください。

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何か気になることがございましたら、お気軽にお声かけください。

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 富田

PMTCって何?/予防治療について

こんにちは。福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士の富田です。

皆さんはPMTCという言葉をご存知ですか?

PMTCとは、プロフェッショナル メカニカル トゥース クリーニングの略で、専門家(歯科衛生士)により、専門の機械を使用して、歯を磨きあげるという意味です。

以前は歯磨きで取れる「歯垢」と、歯垢が固まって機械を使わないと取れない「歯石」の2つがあるようにされていました。しかし、この頃では、その中間の「成熟したプラーク(歯垢)=バイオフィルム」が存在し、歯ブラシでは取れないことがわかりました。

この「バイオフィルム」を除去する為に、歯科医師、歯科衛生士などの専門家により、さまざまな器具とフッ素入りペーストを用いて、バイオフィルム(細菌の塊)を除去する方法を「PMTC」といいます。

【効果は?】

歯の表面がツルツルして気持ちいいばかりでなく、バイオフィルムを除去することにより、虫歯や歯周病を予防する効果があります。また、歯茎の腫れ、痛みを抑え、歯の寿命を延ばすことが期待できます。

【痛くないの?】

専用に開発された特殊なブラシやゴムのカップなどを使うので、痛くありません。PMTCの特徴は、爽快感と快適さにあり、施術中に寝てしまわれる方もいらっしゃるほどです。

【歯周病・虫歯は治るの?】

PMTCはあくまでもケアです。そのためPMTCだけでは病気は治りません。しかしプロのクリーニングによりお口の状態が良くなれば、虫歯や歯周病の予防になります。

【時間はどれくらいかかるの?】

治療時間は30分程度で予定してください。

【行う間隔は?】

その方のリスク(歯や歯茎の強さ、唾液の量や質、生活習慣など)によりさまざまですが、お口の健康を考えると、ご自分の口腔内の状態に合わせてメインテナンス時に行うとよいでしょう。

【行うのに最適な年齢は?】

年齢によって早すぎたり、遅すぎたりすることはありません。プロのクリーニングは、いつ始めても一定の予防効果が期待できます。大切なことは、間隔を決めて定期的に行うことです。

【誰が行うの?】

歯科衛生士が行います。

毎日歯磨きを行なっても、複雑に入り組んだ歯の汚れを完全に落とすことは難しく、歯間、または歯と歯茎の隙間に歯垢が残れば虫歯や歯周病を引き起こす原因となりますので、プロによる歯のケアPMTCをお受けください。

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 富田

予防治療について

みなさん、こんにちは。福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック トリートメントコーディネーター原野です。

皆さんは予防治療についてご存知ですか?

今日は予防血ようについてご説明しようと思います。

当院では、3ヶ月に1回の予防治療を行っています。

予防治療は症状の再発防止のための処置と考えています。

予防治療の重要性についてですが、虫歯や歯周病が進行してしまうと、治療にかかる患者様の体力的・経済的な負担が大きくなってしまいます.しかも、一度削った歯は、二度と元には戻りません。

健康な歯と口腔内環境をできるだけ長く保つためにも【痛くなってから】ではなく【痛くなる前】にぜひご来院ください。

予防治療が【3ヶ月】である根拠は、歯科医院で歯の治療やクリーニングを行なってからプラークなどが蓄積し、虫歯や歯周病のリスクが高まるサイクルが約3ヶ月だからです。

このスパンで予防治療を受けるだけで、虫歯や歯周病の発症率・再発率が大幅に減少します。

最後に予防治療の内容についてです。

①虫歯がないか、噛み合わせに問題がないかチェックします。

②歯周病が再発していないか歯茎の検査をします。

③虫歯や歯周病の病原菌の巣である歯石を丁寧に除去します。

④歯の表面の汚れを専門的な器具で丁寧に除去していきます。

⑤虫歯予防のフッ素を塗ります。

これらに加えて1年に1回レントゲン撮影とお口の中の写真撮影を行います。

健康な歯を1本でも残していけるよう一緒に頑張っていきましょう。

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック トリートメントコーデ 原野