予防治療について知っていますか?/口の細菌が与える影響について知っていますか?

こんにちは 福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 受付兼藤です。

当院では3ヶ月に1回の予防治療(メインテナンス)を行っています。

では予防治療について詳しく説明していきますね。

予防治療の目的としては治療によって得られた口腔内の健康を持続させ、再発を防止することです。

予防治療はお口の中の大掃除です。痛くありませんので気楽に受ける事ができます。

主な内容としては、

 ⚪︎ 口腔内審査→ 虫歯がないか、噛み合わせに問題がないか等診査。

 ⚪︎スケーリング→虫歯や歯周病の原因である歯石を除去していきます。

 ⚪︎PMTC→歯の表面の汚れを 専門的な器具で丁寧に除去していきます。

⚪︎染め出し→歯の表面の汚れを赤く染め出しブラッシング指導を行います。

 ⚪︎歯磨き指導 ⚪︎フッ素塗布 などです。

予防治療の重要性について

虫歯や歯周病が進行すると、治療にかかる患者様の体力的・経済的な負担が大きくなってしまいます。しかも、一度削った歯は二度と元には戻りません。健康な歯と口腔内環境をできるだけ長く保つために、痛くなってからではく痛くなる前にご来院ください。

予防治療が3ヶ月である根拠は、歯科医院で歯の治療やクリーニングを行ってからプラーク・歯石が蓄積し、虫歯や歯周病のリスクが高まるサイクルが約3ヶ月だからです。このスパンで予防治療を受けるだけで、虫歯や歯周病の発症率・再発率が大幅に減少します。

あなたがいつまでも健康な歯を持ち続けられるように、状況に応じて3〜4か月毎の予防治療をお勧めしています!

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 受付兼藤

口の細菌が与える影響について知っていますか?

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 三宅です。

私たちの口の中には常に数億もの細菌が存在しており、その数は500~700種類にも及びます。

健康な状態では善玉菌、悪玉菌、日和見菌がバランスをとりながら共存しているのですが、口腔ケアが不十分だったり、生活習慣の乱れで免疫力が落ちたりすると、このバランスが崩れ、悪玉菌が増殖しトラブルを起こしてしまいます。

ミュータンス菌

悪玉菌の代表格といえば「ミュータンス菌」と呼ばれる虫歯の原因菌です。この細菌は、糖分をエサにして酸を出し、歯を溶かしていきます。

ポルフィロモナス・ジンジバリス

歯周病の進行に大きく関与した菌です。歯周ポケットの炎症を引き起こし、歯を支える骨を破壊します。

カンジダ菌

カビの一種で免疫力が落ちると増殖し、粘膜の痛みや口内炎などの原因になることがあります。

その他にも全身疾患の原因になるような恐ろしい菌がたくさんいます。

では、どうすれば口の中の細菌をコントロールできるのでしょうか。

①適切なブラッシング

丁寧にブラッシングする事で歯垢を除去し悪玉菌の増殖を防ぎます。1日2回以上を目安にしっかり磨きましょう。

②歯の間のケア

歯ブラシだけでは落としにくい場所なのでフロスや歯間ブラシで就寝前に使用してみましょう。

口腔ケアを十分行いこれらの菌をコントロールすることが、病気の予防に繋がります。

福山市 医療法人幸美会なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 三宅