歯周病を治せば糖尿病も改善!? 意外な相乗効果とは?/ホワイトニングの方法って?

歯周病を治せば糖尿病も改善!? 意外な相乗効果とは?

こんにちは。福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

トリートメントコーディネーター 坂本です。

糖尿病が進むと、網膜や腎臓、神経などに障害が出る、

という話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

これらは糖尿病の「合併症」と言われるものです。

では歯周病も糖尿病の合併症のひとつかというと、

最近は「併存疾患」として捉えられるようになってきました。

発症、進行するプロセスには共通する要因が多く含まれており、

併存疾患は相互に片方向ではなく双方向で影響し合っているのです。

糖尿病と歯周病は同じ方向を向いていて、

良くなるときも悪くなるときも一緒という傾向があります。

また、「糖尿病だと歯周病になりやすい」し、

「歯周病だと糖尿病にもなりやすい」という双方向性の傾向があります。

実際「糖尿病だと2.6倍歯周病になりやすい」という報告、

「歯周病だと2.27倍糖尿病になりやすい」という報告があり、

数値に多少前後はあるものの同様の傾向が多数確認されています。

歯科から発信しているのは「歯周病の治療をすると糖尿病が改善する」という情報です。

糖尿病の治療とまで言われるかはまだ待つものの、

血糖のコントロール状態を見るときの指標=ヘモグロビンA1c(HbA1c)の値を参考にすると、

歯周病の治療をすることで0.4%ほど低下すると言われています。

これは「歯周病の薬が1つ減る」レベルです。

歯周病の治療で歯ぐきが良くなるだけでなく、

糖尿病も改善するというのは一挙両得ですね。

もし糖尿病がなくても、高血圧や肥満、脂質異常などもまた一緒に改善する可能性があります。

健康志向の一環として歯周病治療はいかがですか?

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック

トリートメントコーディネーター 坂本

ホワイトニングの方法って?

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 川上です。

歯の健康維持だけでなく、白い歯になりたいと思われたことはありますか?

そんな方に向けて、歯の色に関する情報をお伝えします!

歯の色の変化には、

歯の表面の色の変化=着色と、歯の内部からの色の変化=変色があります。

歯の変色に対してどのような治療をするのか、主なものをご紹介します。

歯の変色を改善する治療の代表格がホワイトニングです。

ホワイトニングは簡単に言えば、薬剤による歯の漂白(ブリーチング)です。

歯の表面から漂白するタイプと、歯の内部から漂白するタイプがあります。

歯の表面から漂白する方法↓

・オフィスホワイトニング

歯科医院で行うホワイトニングです。漂白効果のある薬剤を歯に塗布して光照射し、薬剤を反応させて漂白します。

・ホームホワイトニング

患者さんがご自宅で行うホワイトニングです。漂白効果のある薬剤を歯型状のトレーにご自身で塗布し、装着していただきます。決められた時間と日数、繰り返します。

・デュアルホワイトニング

歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、ご自宅で行うホワイトニングを併用する手法です。どちらか一方だけでは色調の改善が難しいケースに用いられます。

歯の内部から漂白するホワイトニング

・ウォーキングブリーチ

歯科医院で薬剤を歯の内部に詰めて、内部から歯を漂白します。歯の根の治療などで神経を失った歯が対象となります。(行っていない歯科医院もあります)

どの方法が良いか気になる方は、歯科医院にお問い合わせください。

福山市 医療法人幸美会 なかむら歯科クリニック 歯科衛生士 川上

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